大日本沿海實測  伊能中圖

平成5年1月10日発刊  

東京国立博物館所蔵 全8編収録(実物2分の1複製)

伊能忠敬 没175年・日本国際地図学会 創立30周年記念 刊行

日本国際地図学会 監修

武揚堂 発行

 

特 長

・東京国立博物館所蔵の伊能中図。全8編を完全収録(実物の2分の1大に複製)と集成日本全図

・実物のもつ絵画的な美しさを再現した高精度印刷、沿海、主要街道地域の地名も判読

・破れ・折り切れしない和風特殊紙、長期保存に耐える特殊インクを使用

・保存用の堅牢、美装ケース入り、伊能中図の集成日本全図、伊能大図・小図を含む簡単な解説書付

 

《刊行にあたって》
 伊能忠敬が実際の測量により初めて日本の形、集落や山。河川の位置を表した伊能図は、当時としては極めて正確なものであり、我が国の近代測量の先駆をなすものであった。この伊能図は当時のヨーロッパにおいても高く評価されると共に、明治以降の日本の地図作成においても大きな影響を及ぼした。日本国際地図学会では創立30周年を機会に伊能図資料調査委員会を設け伊能図という名は知られているが、一般にはなかなか眼に触れる機会のない伊能図を複製し、これに学校教育用の解説書を付して、伊能忠敬の業績が複製と共に一般に知られることを願って、これらを刊行することとした。 

日本国際地図学会 

伊能図資料調査委員会

委員長 大竹一彦

 

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