日本主要地図集成−明治から現代まで−

平成5年5月25日発行 A4判 272頁 

図版203 復刻図5  定価(20,000円+税)

日本国際地図学会 編    朝倉書店 発行

 

 本書は、国の機関が作成した地図のうち、広域をカバーし、しかも入手が容易な地図を主体として、これに地方公共団体が作成した主なもの、あるいはシリーズとしてまとまって出版されている主な民間作成地図や地図帳、それに地球儀、触地図、電子地図などを網羅するように心掛けて作成したものです。

 少しでも地図に親しめるよう、また、内容がヴィジュアルにとらえられるよう、国の機関が明治以降に出版した地図や。現に出版されている地図のうち興味あるものを多数のカラーやモノクロ図版にし、説明・解説を加えてみました。

 さらに地図の研究や教育にも役立つように、地図に関する年表、地形図・海図等の記号の変遷、地図用語集なども付けました。その結果、大学・研究機関における研究はもとより、大学・専門学校・高等学校・中学校・小学校での教育に大いに貢献しうるものと信じております。

 したがいまして、本書が一冊あれば、明治以降の日本で出版された主な地図の内容、所在、入手・閲覧方法などが容易にわかっていただけるものと思います。研究・教育機関のみならず、全国の図書館・博物館、自治体、会社で広く利用していただき、よりよい文化国家の建設に役立てたいと思っております。

日本国際地図学会会長   正井 泰夫

 

 本書の構成は、まず第Ⅰ章に主として国の機関が作成した地図のうち広域をカバーし入手や閲覧が容易な地図を多数のカラー、モノクロ図版で示す「主要地図集成」を載せ、次いで第Ⅱ〜Ⅴ章に第Ⅰ章に記載した地図を含め、国の機関が作成している地図の例、シリーズとして出版されている主な民間作成地図等を網羅する「主要地図目録」を載せている。この中には、地図帳、地球儀、触地図、そして最近出版されはじめたフロッピーディスク、CD−ROMなどに記録された,電子地図も含めてある。さらに、第Ⅵ章では国土地理院、水路部等の「主要地図記号一覧」を載せたあと、地図の利用、地図教育に便利なように、第Ⅶ章に「地図の利用」を設け、「地図の相談室」「地図類の閲覧場所について」「地図利用上の注意」、そして第Ⅷ章で「地図にかかわる主要語句」、第Ⅸ章で「主要文献」を掲載している。

 また、巻末には我国における地図作成のメモリアルともいうべきものを添付地図とした。その内容は、明治21(1888)年刊行の「輯製20万分1図東京」、昭和6(1931)年当時の陸地測量部発行地図の「地図見本」、昭和4(1929)年刊行の「日本近海深さの図」をいずれもカラー印刷で、また明治5(1872)年刊行の「第1号海図(陸中國釜石港之図)他1図)をモノクロ印刷としてそれぞれ地図全面を復刻して添付している。

日本主要地図集成編集委員会委員長  大竹一彦  

 

-----〔目 次〕-----------------------------------------------------

Ⅰ.主要地図集成
カラー図版/モノクロ図版

Ⅱ.主要地図目録−国の機関

内務省地理局/建設省国土地理院/海上保安庁水路部/通商産業省工業技術院地質調査所/運輸省(水路部以外)/沖縄開発庁/科学技術庁/環境庁/気象庁/建設省(国土地理院以外)/厚生省/国土庁/消防庁/総務庁統計局/農林水産省(林野庁以外)/文化庁/北海道開発庁/林野庁/郵政省/公団等

Ⅲ.主要地図目録−地方公共団体の例

埼玉県/都道府県/都道府県(地質図)/神奈川県相模原市/東京都豊島区/埼玉県所沢市/地方自治体が整備する法定地図/現行法令・規程等から作成される大縮尺地図

Ⅳ.主要地図目録−民間地図

公益法人/民間

Ⅴ.主要地図目録−アトラス、地図帳等

公的機関のアトラス、地図帳等/民間(公益法人)のアトラス、地図帳/民間のアトラス、地図帳/触地図/地球儀/数値地図(電子地図)

Ⅵ.主要地図記号一覧

カラー図版/モノクロ図版

Ⅶ.地図の利用

地図の相談室/主要地図類の閲覧場所について/主要地図目録にかかわる機関、法人/地図利用上の注意

Ⅷ.地図にかかわる主要語句

Ⅸ.主要地図の年表

Ⅹ.主要文献

添付地図(巻末)

カラー図版/モノクロ図版

 


 

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