① 本専門部会の会合は特に開催しなかったが、下記活動を通じて積極的な地図と地名の意見交換・普及啓発などを行った。
② 本年6月末刊行の本学会機関紙52巻2号に齊藤副主査による投稿「日本の国郡区域と新しい広域行政区画の展望」の論稿が掲載された。
③ 本年8月、仙台で行われた本学会の定期大会のチュートリアルにおいて、今尾主査は<地図に表現された地名−「危険地名」をどう考えるか>の講演を行い地図における地名の重要性などの講演を行った。
④ 9月 20日、太田副主査の企画による196回例会「坂戸直輝氏の学会活動等での業績を偲ぶ研究例会」が開催され本専門部会会員が多数参加した。
⑤ 9月21日、スリバチ学会の「京都東山のスリバチをめぐり」に今尾主査、太田副主査、齊藤副主査が参加しスリバチ学会とのコミュニケーションを図った。
⑥ 9月22日、専門部会のイベントとして「東海道新幹線開通50年記念 車窓から見る景観と地図との対比」を主催し今尾恵主査が話題提供を行った。
⑦ 本部会員の古橋が管理運営するFacebookの「地図と地名専門部会(日本地図学会)公開グループ」は年度末には地図学会の地図学会会員・非会員を含め227名の参加者に達し、地図と地名に関する多くの投稿がなされ活発な意見交換・議論が行われた。
⑧ そのほか今尾主査は地図・地名に関する各種講演会の講師を務めた。
平成27年度活動計画
活動方針:
① 専門部会主催のイベント等を計画する。
② 引き続きFacebook公開グループでの普及活動を行い、日本地図学会の地図と地名の普及啓発を行っていく。
(「平成27年度総会審議資料」より抜粋)
第26期
平成25年度活動報告
① 日本地図学会の会員有志19人の発起人により、今尾恵介会員を主査として副主査を太田弘会員と齊藤忠光会員とし4月1日に専門部会設置申込書を事務局へ提出、同13日設置が承認された。
② 5月31日にキックオフを兼ねた第1回専門部会を部会員15名の参加で「法政大学市ヶ谷キャンパス」において開催した。
③ 平成25年度定期大会において次の2つの特別セッションにて7名の部会員の発表と福島県浪江町の元教育委員会委員による招待講演を依頼し開催し、シンポジウムを開催した。
・特別セッション<地名の文化的基本機能と非常時の課題>
・特別セッション<地名の国際的コンテクスト>
・《シンポジウムとパネルディスカッション》「地図における地名表記を考える」
④ 機関誌『地図』51巻3号「平成25年度定期大会報告」に定期大会報告を掲載し、定期大会における主査の基調講演要旨を掲載した。
⑤ 第2回専門部会を平成25年11月29日「慶應義塾大学 三田南校舎」において開催し、
・主査による地名に関するミニ講演会を行った。
・相良毅部会員による地名情報処理システム「GeoNLP」の紹介デモを行った
⑥ 部会員連絡用のメーリングリストを開設した。
⑦ 地図と地名の研究活動の一環として、会員以外も自由に参加できるようにfacebookに地図と地名専門部会(日本地図学会)公開グループを開設し議論を行った。
平成26年度活動計画
① 活動方針:
専門部会の2年目として地図と地名の具体的な研究活動方針を検討する。
② 平成26年度定期大会における部会員の研究発表やシンポジウムの計画をする。
③ 部会を年に2〜4回程度開催する。
④ メーリングリストやfacebookを活用した地図と地名に関する議論や、例会等の集会を逐次検討する。